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公益法人向けの安い会計ソフト5選!相場以下の会計システム


2023.05.16

会計ソフトを導入するのであれば、なるべく安いソフトを選びたいと考えている人もいるでしょう。様々な公益法人向けの会計ソフトがありますが、中には相場以下の価格で販売されているものもあります。今回は安い会計ソフトの中でも、特におすすめのものを紹介していきます。

まず「公益法人」とは?

公益法人というのは、公益のために様々な活動を行う法人のことです。一般的な企業は主に営利目的で活動を行っていますが、公益法人が行っている活動は営利目的ではないものに限定されます。宗教法人や医療法人、財団法人など社会全般、不特定多数の利益を追求している団体が公益法人となります。

公益法人向けの会計ソフトとは?

様々な会計ソフトがありますが、公益法人向けのものは一般的な企業が扱うソフトとは異なります。大きな違いの一つが、公益法人会計基準に対応しているかどうかです。会計基準は財務諸表などを作成する際に定められているルールですが、一般的な企業は会計で資本取引と損益取引を扱いますが、公益法人では指定正味財産増減取引と正味財産増減取を分けなければなりません。

会計基準が特殊なものとなっているため、公益法人向け会計ソフトのような、公益法人会計基準に対応したものを使う必要があるというわけです。

公益法人向けの会計ソフトの相場はどのくらい?

 公益法人向けの会計ソフトは専門性が高いソフトということで、一般的な会計ソフトよりも相場が高くなっています。クラウド型のものであれば月額1万円程度、パッケージ版であれば50万円~60万円程度が相場です。そのため、50万円以下で売られているような公益法人向けの会計ソフトであれば、安いと考えてよいでしょう。

公益法人向けの安い会計ソフト5選!

ここでは公益法人に対応している、安めの会計ソフトを解説していきます。

公益情報システム株式会社の会計ソフト

公益情報システム株式会社の会計ソフトは、用途に合わせて様々なソフトが販売されています。本格的な予算管理を実現してくれるのが、会計システムです。伺書からの入力が標準装備されているため、作業の簡易化を図ることができます。また、会計基準の決済書出力が可能な変換マスタ、会計などで必要になる伝票を一度の入力で処理できる按分マスタなど、便利な機能が搭載されています。

人事給与業務の合理化をするのに最適なのは、人事給与システムです。改定時も給料表を一括で入れ替えできる自動計算、差額が発生した時に自動計算してくれる改定差額、様々な雇用形態に対応できる保険料控除などの機能が備わっています。他にもバランスマン謝金システム、マイナンバー管理システム、固定資産管理システムなど、公益法人向けの会計ソフトが充実しています。

公益大臣NX

公益大臣NXは、応研株式会社が販売している公益法人向けの会計ソフトです。公益法人会計をスマートにするために開発されたソフトで、使いやすさと高い信頼性で人気になっています。入力するのと同時に、すべての財務諸表が完成するというスマートな設計で、初めて会計ソフトを扱う人も安心です。

期間の指定は1日~1年間までと幅広く、科目や事業条件も自由に設定することができるので、簡単にオリジナルの財務諸表を作成できます。また、公益法人特有の業務に最適化されている、直感的で分かりやすいインターフェイス、事業別合算集計に対応しているなど、非常に扱いやすいソフトです。ソフトの無料体験会が開催されているので、気になる人は参加して一度試してみることをおすすめします。

FX4クラウド(公益法人会計用)

企業会計の人気ソフト、FX4クラウドの公益法人会計対応版です。導入実績数15,000社以上を誇る人気のソフトで、最新の公益法人会計基準にも対応しています。クレジットカードや電子マネー、インターネットバンキングなど様々な取引データを自動受信する機能がついているため、簡単に仕分け可能なのも嬉しいポイントです。

会計ソフトを使う時に重要になるセキュリティ面ですが、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格、ISO27001を取得したソフトなので安心して使用できます。他にも仕訳帳や残高試算表、補助元帳の作成機能など便利な機能が備わっています。

PCA公益法人会計DX

ピーシーエー株式会社が販売しているPCA公益法人会計DXは、公益法人の会計業務で必要になる機能を備えた人気の会計ソフトです。平成20年施行公益法人会計基準対応、伺書のレイアウト編集機能、最大5階層の科目登録など、十分な機能が備わっています。様々な製品やシステムと、連携できるというのも本ソフトの魅力です。

APIを用いた他製品とのシームレスな連携、クレジットカード取引や講座取引と連携し自動で仕訳作成できるなど、使い方の幅が広がります。サポート体制がしっかりしていることも、人気になっている理由の1つです。制度改正への迅速な対応、電話やリモート、メールを用いたサポートサービス、バックアップやリカバリ機能など、安心して使えるサポート体制が整っています。

公楽

公楽は、株式会社ケイエムシーが販売している公益法人向けの会計ソフトです。25年以上、公益法人や公認会計士などの意見を取り入れ独自開発したソフトで、多くの企業から高い評価を得ています。伺い書作成、伝票発行、銀行振込処理などすべてが連動しているため、導入することで大幅に業務改善することが可能です。

決済書の自動生成機能によって期末の確実な確認作業ができるようになるほか、報告書などの作成業務がスムーズに行なえます。

安い公益法人向けの会計ソフトを利用するメリット・デメリット

安い公益法人向けの会計ソフトを利用する一番のメリットは、導入コストを抑えられるということでしょう。様々な会計ソフトがありますが、公益法人向けのソフトは専門性が高いということで、70万円以上するような高額のソフトも多くあります。業務改善するためにソフトを導入したいけれど、導入コストが高く諦めている企業もあるかもしれません。

相場以下の安いソフトであれば、気軽に導入できます。ただし、安いソフトにはデメリットもあります。ソフトによって変わりますが、機能があまり充実していないものや、サポートが不十分なものも存在します。安いのには理由があるということです。安い会計ソフトを購入する時は、求めている機能が備わっているか、どのようなサポートがついているかなどをチェックした上で、選ぶようにしましょう。

安い公益法人向け会計ソフトを導入する時のポイント

安い公益法人向け会計ソフトは、導入がしやすく、業務改善も図れる便利なものですが、導入する時は色々な会社のソフトを比較してみることが大切です。他の製品との連携機能がついているもの、最新の公益法人会計基準に対応しているもの、自動計算可能なものなどソフトによって機能性が大きく変わります。

ただ安いということだけに注目すると、導入した後に「失敗した」と後悔してしまうかもしれません。大切なのは、色々なソフトを比較し、どのような違いがあるのかを見極めることです。セキュリティ面やサポート体制も会計ソフトを使う上で重要なポイントになるので、色々なソフトをチェックしてみてください。

公益法人向けの会計ソフトを導入して業務改善を図ろう

公益法人は、公益法人会計基準に従って会計をしなければなりません。すべてを人の手でやろうと思うと、手間がかかりますし人為的なミスも起こりやすいです。業務改善を図りたい時は、公益法人向けの会計ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。