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【2025】税理士におすすめな会計ソフト3選を紹介!選び方のポイントやメリットも解説


2025.09.09

税理士はクライアントの取引内容を仕訳し、帳簿に記載する記帳代行業務や決算書などの作成をはじめ、顧客の多岐にわたる会計業務を代行しなければいけません。
税理士は手間や時間のかかる会計代行業務も多いため、会計作業を簡素化したいと考える税理士の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では税理士におすすめな会計ソフト5選を紹介し、選び方のポイントやメリットも解説するので、会計業務の効率化を図りたい税理士の方は参考にしてください。

税理士におすすめな会計ソフトとは

税理士におすすめな会計ソフトとは

税理士はクライアントの業務内容や細かな取引内容を把握し、そのうえで細かな会計処理を代行しなければいけません。
そのため税理士の会計業務においては操作性に優れ、サポート体制も充実した会計ソフトの導入がおすすめです。

中でもクラウド型の会計ソフトは、インターネット環境があれば場所を選ばずいつでも利用できるうえに、顧客とのリアルタイムでの情報共有も可能になるため、効率的な会計業務が可能になります。
加えて定期的な税制改正に臨機応変に対応可能なソフトや、他ソフトにもスムーズな連携が可能なソフトを導入すれば、相対的な会計業務効率化も可能です。

税理士におすすめな会計ソフトの選び方のポイント

税理士におすすめな会計ソフトの選び方のポイントには、以下の4つの項目が挙げられます。

  • 事業規模で選ぶ
  • クラウド型かインストール型か確認する
  • アプリや金融機関との連携機能が搭載されているか
  • 簿記や経理の専門知識がなくても利用可能か

各ポイントを明確に把握し、最適な会計ソフトを導入しましょう。

事業規模で選ぶ

事業規模で選ぶのも、会計ソフトの選び方の重要なポイントの1つです。
会計ソフトは基本的に法人向けと個人事業主向けとにプランが分類され、利用料金や機能がプランにより異なります。

例えば大規模な企業が個人事業主向けのプランを導入すれば機能が不足し、反対に個人事業主が法人向けのプランを導入しても不要な機能が多いうえに、多額の利用料金がかかります。
そのような事態を防ぐためにも、自社の規模に最適な機能や無理のない利用料金を提示しているプランを選択しましょう。

クラウド型かインストール型か確認する

クラウド型の会計ソフトはインターネット環境があればどこでも利用可能で、場所やデバイスに関係なくどこでも利用できます。
データに関してもサーバーに自動保存してくれるため、データ消失のリスクも少なく安心です。

一方のインストール型の会計ソフトはパソコンにインストールするため、インターネット環境の有無に関係なく利用できます。
インターネット環境に関係なく利用できるため動作性に優れ、スムーズな会計処理が可能ですが、法改正時のバージョンアップに別途費用や手続きが必要になるケースが多いです。

このような個々の特徴を把握し、自社に最適な導入を進めましょう。

アプリや金融機関との連携機能が搭載されているか

税理士におすすめな会計ソフトを選ぶ際には、アプリや金融機関との連携機能が搭載されているかも確認しましょう。
例えば外部決済サービスやインターネットバンキングとの連携ができれば、出力データからの自動仕訳も可能になり、経理業務の効率化を図れます。

簿記や経理の専門知識がなくても利用可能か

簿記や経理の専門知識がなくても利用可能か確認するのも、税理士におすすめの会計ソフトの選び方のポイントの1つです。
自社の経理担当者が簿記や会計に関する専門的な知識を有している場合、ハイスキルが必要な専門ソフトを導入すれば、会計作業を簡素化できます。

一方で経営担当者が簿記や経理の知識に乏しければ、専門用語なども少ない誰でも使いやすいソフトの導入がおすすめです。

税理士におすすめな会計ソフトのメリット

税理士におすすめな会計ソフトの導入におけるメリットは以下の3点です。

  • 帳簿や帳票の自動作成が可能
  • 簿記や経理の専門知識がなくても利用できる
  • 財務状況をスムーズに確認できる

会計ソフト導入のメリットを把握し、会計業務効率化を目指しましょう。

帳簿や帳票の自動作成が可能

従来の人力による会計作業では、出納帳や売上台帳、試算表などをはじめとした、帳簿や帳票を手作業で作成していました。
一方で会計ソフトを導入すれば、会計関連の帳簿や帳票を自動的に作成してくれるので、会計作業にかかる人的コストや労力を削減できます。

ただし、会計ソフトにより自動作成可能な書類が異なるため、事前に会計ソフトの機能を確認し、自社の会計業務に必要なソフトを導入しましょう。

簿記や経理の専門知識がなくても利用できる

従来の手作業での会計処理では、簿記や会計に関する専門的な知識に加え、ある程度の実務経験も必要でした。
一方会計ソフトの導入においてはソフト内のサポート機能により、簿記や経理の専門的な知識がなくても利用しやすい環境が提供されています。

加えて近年開発、提供されている会計ソフトの中には、簡単に仕訳業務ができるためのUIが設計されているケースも多いです。
会計ソフトには無料トライアル期間を設けているものもあるので、初心者でも利用可能か事前に使用感を確認しましょう。

財務状況をスムーズに確認できる

会計ソフトの中には、企業の収入や支出、利益や経費などをレポート化して確認できる機能を搭載しているソフトがあります。
このようなソフトを導入すれば、現状における自社の資金繰りや経常利益などの財務状況のスムーズな確認が可能です。

財務状況のスムーズな確認により、運営効果向上のためのPDCAサイクルも回しやすくなり、結果として自社の収益性を高めることもできます。

税理士におすすめな会計ソフト3選

税理士におすすめな会計ソフト3選

税理士におすすめな会計ソフトには、以下の3つのソフトが挙げられます。

①WEBバランスマン
②マネーフォワードクラウド会計
③Freee会計

各ソフトの特徴や機能を把握し、自社に最適な会計ソフトを導入しましょう。

①WEBバランスマン

WEBバランスマンは、公益情報システム株式会社が開発・提供しているクラウド型の会計ソフトです。
使いやすくシンプルな操作画面や設計により、簿記や会計の専門的な知識がなくても誰でも簡単に利用できます。

16、20年の両方の会計基準に対応可能なので、幅広い目的の決算書出力が可能です。

損益ベースで予算入力しても資金ベースの予算書の出力ができるうえに、資金ベースで予算入力しても損益ベースの予算書の出力も可能な点など、便利な機能も搭載しています。
賃貸貸借表や内訳表など、多岐にわたる決算書類の出力や発行も可能なので、書類作成や発行の手間を簡素化することも可能です。

担当者別に権限も設定可能な点など、セキュリティ対策も万全な会計ソフトといえます。
安全な環境で会計ソフトを利用したい税理士の方はぜひご利用ください。

②マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計は、個人から大企業まで事業規模に合わせたプランを提供している会計ソフトです。
個人事業主向けのパーソナルプランをはじめ、小規模や中小企業向けや中堅、大企業向けなど、バラエティに富んだプランを提供しています。

クラウド型の会計ソフトであるため低価格で導入できるうえに、最新機能に自動的にアップデートし、税制変更などにも柔軟に対応できるのもメリットです。無料でのお試し利用も可能なので、事前に使用感を確認できるのも特徴といえます。

③freee会計

freee会計は、会計業務の自動化や可視化に特化したクラウド型会計ソフトです。
法人の決算や債権債務管理、給与計算などや年末調整などの人事労務業務、個人事業主の確定申告や経理業務、販売管理など事業規模に応じた幅広い対応を可能にしています。

帳簿や決算作成、請求業務にも柔軟に対応できるうえに、リアルタイムで現状の財務状況を可視化できるため、経営状況の管理コストを大幅に削減できるのもメリットです。
開業に関しても、開業届や青色申告申請書などの正式書類も一括作成できる無料サービスを提供するなど、便利な機能も多数搭載しています。

税理士におすすめな会計ソフトで業務効率化を図ろう

税理士におすすめな高機能な会計ソフトを導入すれば、クライアントの会計業務を効率化できるうえに、自社の会計業務もスムーズに進めることができます。
今後会計業務の効率化を検討している税理士の方は、本記事を参考に最適な会計ソフトを導入してください。

特にシンプルでわかりやすいブラウザや、誰でも使いやすい操作性が特徴のWEBバランスマンを導入すれば、万全なセキュリティのもとで多岐にわたる会計業務効率化を実現できます。