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おすすめの会計ソフト一覧!選ぶポイントも紹介


2025.05.08

会計処理を効率化したい個人事業主や企業にとって、会計ソフトの導入は作業負担の軽減につながります。利用する個人や社員が初心者でも扱いやすい機能が市場製品のソフトにあることも珍しくありません。

しかし、自社にフィットするソフト選びは、業務効率に直結するため、各ソフトの特徴を比較しながら選ぶことが大切です。そこで、おすすめの会計ソフト一覧を厳選して紹介します。

会計ソフトを選ぶときのポイント

会計ソフトを選ぶ際は、自社の状況に応じて製品を選ぶことです。以下に選定時のポイントを紹介します。

自社にあった会計ソフトを見極める

会計ソフトは、自社の業種や業務内容に適した機能を備えていることが大事です。例えば、売上管理を重視する会社は、請求書作成や売掛金の管理がしやすい経理機能が役立ちます。

また、使用する人数や会計知識の有無によって、必要とされる操作性も異なります。画面内のコンテンツやボタンが整理され、操作手順が少ないソフトは、初心者やパソコン機器に不慣れな方にも扱いやすいのです。

ソフトを業務に組み込む際の使い勝手や、拡張機能の有無、サポートの充実度などを比較し、自社にとって扱いやすい製品を選びしましょう。

研修コストの負担が少ない

会計ソフトを選ぶ際は、研修にかかるコストや期間を減らすために、操作や入力作業が直感的に行えるものを選ぶのもポイントの1つです。例えば、レシートを撮影するだけで仕訳データが自動で入力される電子帳簿機能があれば、複雑な操作を避けて短期間の学習だけで使いこなせます。

また、画面上の操作サポートのある機能があると、パソコン操作に不慣れな方でも会計作業がしやすくなります。その際、トラブルが起きても、手厚いサポート体制が整っていれば電話やチャットで運営者に問い合わせが可能です。

企業規模に応じた選定

企業の規模に応じて、求める機能や容量には違いがあります。例えば、従業員数が少ない中小企業では、経理を1人で担当することも多いため、操作が簡単で自動処理の多いソフトが向いています。

一方、従業員が多い企業では、複数の担当者が同時に利用できるソフトがおすすめです。部署ごとのデータ管理の連携可能な機能があると便利でしょう。さらに、分析機能があると、社内の課題改善にも有効です。これらを総合的に踏まえ、予算や運用体制とあわせて継続的に使いやすいソフトを検討します。

会計ソフトのおすすめ一覧

会計ソフトは、企業の経理を効率的にするためのツールです。ここでは、特に知名度が高く、多くの企業や個人から人気の高い会計ソフト一覧を紹介します。

  • WEBバランスマン
  • 弥生会計
  • Freee
  • マネーフォワード クラウド会計
  • 勘定奉行
  • 会計王
  • やよいの青色申告オンライン
  • インフォマート
  • SAP Business One

上記の会計ソフトのおすすめ一覧をもとに、以下の特徴も踏まえて選ぶときの参考にしましょう。

WEBバランスマン

「WEBバランスマン」は、公益法人限定のクラウド型会計ソフトです。直感的な操作性と、ジオトラスト社による高いセキュリティが特徴となります。また、担当者ごとに権限設定が可能で、内部セキュリティの高さも魅力です。

公益法人会計が初心者の方でも「16/20年会計基準」に対応できます。そのため、公益法人の法律の知識がなくても対応できる会計ソフトとしておすすめです。

弥生会計

「弥生会計」は、中小企業や個人事業主向けのインストール型会計ソフトです。経理業務の基本機能を網羅しています。複数年度にわたり利用するユーザーも多く、導入事例も豊富です。

経理経験が浅い方でも操作しやすいインターフェースで、帳簿作成から決算処理までを楽に進められます。取引を入力するだけで自動的に仕訳や集計が行われるため、手作業での処理も減らせるのです。クラウド対応のプランも用意されており、業務環境に応じた使い分けたい会社におすすめです。

Freee

「Freee」は、freee株式会社のSaas型クラウドの会計ソフトです。特に個人事業主や小規模企業に向いています。スマートフォンやタブレットで外出先からも利用可能です。

銀行口座やクレジットカードと連携して取引内容を自動取得する仕訳機能があります。操作画面にはガイド機能が備わっており、会計知識がなくても必要な手続きが進めやすい点もおすすめです。

マネーフォワード クラウド会計

「マネーフォワード クラウド会計」は、企業の成長に合わせて機能を拡張できるクラウド型会計ソフトです。経費精算や請求書管理など、他の業務システムとの連携機能が整っており、業務の一元化を目指す企業に適しています。

領収書のスキャンで内容を自動読み取りする機能があり、入力作業の時間を減らす工夫があります。複数のユーザーが同時に使用できるため、チームでの経理作業にもおすすめです。初めてクラウド会計ソフトを導入する場合でも、マニュアルやサポート体制が整っています。

勘定奉行

「勘定奉行」は、企業の規模を問わず導入できる会計ソフトです。特に中堅から大企業での利用が多く、組織単位の部門別会計処理や、管理会計の機能に対応しています。

また、固定資産管理や消費税計算の自動化により、複雑な処理も一括操作も可能です。オンプレミス型とクラウド型の両方を選べるため、自社のIT環境に合わせた導入ができます。操作性に優れた画面設計でツールの使用に慣れていない社員にも扱いやすい設計です。

会計王

「会計王」は、中小企業向けに設計されたオンプレミス型の会計ソフトです。業種を問わず幅広い業務内容に対応しています。特に、初心者でも扱いやすい入力画面と、ステップごとのガイドが用意されているのが特徴です。

売上や仕入の管理と会計処理が連動し、帳簿作成の効率も上がるため経理担当者におすすめです。複数の帳簿を一括で管理できる点も魅力で、小規模な法人や個人事業者にも会計ソフトの選択肢となります。

やよいの青色申告オンライン

「やよいの青色申告オンライン」は、青色申告を行う個人事業主に特化したクラウド型会計ソフトです。操作が簡単で、簿記の知識がないユーザーでも青色申告に必要な帳簿や申告書類を作成できます。

取引を日付順に入力するだけで、必要な仕訳が自動で内容登録されます。そのため、時間をかけずに帳簿が完成することは大きな魅力です。クラウド型で定期的な自動保存機能があり、データ紛失のリスクも抑えられます。

インフォマート

「インフォマート」は、飲食業や流通業向けの業務支援システムを提供しており、その中に会計機能が組み込まれています。受発注や請求書のやり取りと連携した会計処理が可能です。そのため、業務全体をまとめて管理したい企業に向いています。

特に、取引先との請求処理を電子化することで、入力の手間やミスも減らせます。帳簿との連携も自動化されており、複数の工程を効率的に処理が可能です。1つに処理が集中せず分散できる仕組みとなります。飲食店など日々の取引が多い事業者におすすめでしょう。

SAP Business One

「SAP Business One」は、中堅企業向けのERP(基幹業務システム)に会計機能を含んだ統合型ソフトです。会計業務にとどまらず、販売や在庫管理、生産管理などと連動して経理作業やデータ管理ができます。

また、経理情報だけでなく全体の業務状況を把握しやすい機能も特徴です。仕入れた商品の在庫が自動で会計データに反映される機能があり、業務の重複を避けられます。

クラウド対応版もあるため、場所を問わず複数拠点で利用できる点も導入しやすいポイントです。多機能でありながら、初期設定の支援も用意されていて経理初心者にもおすすめでしょう。

会計ソフト一覧のまとめ

会計ソフトは、初心者向けから高機能な大企業向けのシステムまで、経理業務の効率化に役立ちます。そのため、業務内容や企業の規模にあった操作性・機能の製品を選ぶことが大事です。今回紹介した会計ソフト一覧を参考に、自社にあったものを選びましょう。